ど〜でもい〜いでっすよー♪[KY編]

「KY」って言葉は、もうすでに死語化しているんでしょうか?
そんな事を言いつつ今回は「空気読む」話です。

ちょっと前の話になってしまうのですが、感情を数値化できるというソフト発売のニュースを見かけてちょっとギョッとしました。

「客はなぜ怒っているのかー会話から感情を分析するソフト」(ITmedia)

音声のトーンや大きさ、速度など複数の要素から話している人の感情レベルを7段階(-3〜0〜3:不快〜普通〜快)に分類できるとのこと。感情のような複雑な要素が絡み合うものを数値化できる事にも驚きを覚えますが、数値化された分析データはグラフ化されて感情の起伏の変化を時系列で表示する事が出来るようです。要はジワジワ沸き起こってくる感情の盛り上がり具合がまざまざと見えてしまう?もし会話しながらライブで見えてしまうのであれば冷や汗ものな感じがします。開発元では音声を文字に変換する音声認識システムや検索システムなどを組み合わせて、実際にどのような単語が感情に影響を与えたのかというような事も検索・分析できるようです。

このシステム、どんなところにニーズがあるのかと思いきや、コールセンターのようなオペレーターが顧客対応をする場でサービスをより向上させる為、またオペレーターの対応が適切であったかどうかを客観的にチェックしたいという要望がとても多いということで開発されたのだそう。なるほど。ちょっと納得。

実際に試してみることは難しそうですが、精度はどのような感じなのでしょうか?興味津々です。

イッセー尾形さんが演じるような「笑いながら怒る人」とか(あ、竹中直人さんもやってました!)認識できるのか?とか
音声認識だから関係ないですかねー)

バラエティ番組でよくある演出のように、今まさにキレようとしている人の前に『怒りメータ』が目前で振り切っちゃっても...怖いですねぇ。
(だから音声だけで本人見えないから...)

どちらにせよ以前とりあげた「顔認識技術」や今回の「音声認識」。どれも「人に近いロボット」の目や耳の機能を情報化するものとして盛り込まれていくシステムなんでしょうね。

ロボットに
「あんたのそーゆーとこムカつく!」
と言われる日もそう遠くない?
うーん。言われてみたいような。決して言われたくないような。

ということでこっそりと試してみました。

空気読み力テスト

結果→『空気読み力: 53(Aクラス/一般人)』

ロボットに言われる?言われない?

firefoxで、Google toolbar以外の辞書を使う

英語のサイトを見るときに、google toolbar の辞書機能はとても便利だけど、収録単語数が少ないのが欠点だ。 検索したら、FireDictionary というマウスオーバー型辞書がある。 使ってる辞書は GENE95 というテキストベースの辞書だ。 実はこの辞書、私は10数年前にある解析に大変お世話になった。テキストベースで、好きなようにいじれる。GENE95著作権に関しては ここ を読んで下さい。

早速FireDictionary を入れてみた。 インストールの仕方はここを見て下さい。
インストール自体は数分で終わった。 cnnの英語サイトを開いて、google toolbar
比較してみる。
マウスオーバーといっても、google toolbarみたいに、マウスカーソルのすぐ隣に翻訳を表示するではなく、訳文をサイトバー
に表示して、見るときには、一々目をそらさないといけない。 ちょっとがっかりした。 でも、検索スピードを見て、びっくりした。 普通マウスオーバー型というのは、カーソルを
単語の上に置いてから、本の一瞬が経ってから、訳文が表示される。このFireDictionaryは瞬間的に訳文を表示してくれる。
長い文章を見るときに、カーソルで文章をなめるだけで、訳文が次々を表示されて、非常に見やすい。
ちなみに、google toolbarはカーソルが1秒以上止まると、訳文が表示される。たくさん知らない単語があった場合は
結構いらいらする。

今更ですが年金加入記録のこと

私は何社か転職経験があり、引越しも6〜7回??しているので

年金記録は間違いなく抜け落ちていると思います。

しかしズボラな性格の為、今のところ全く調べようとしていません。

 『どうせ社会保険事務所に行ったところで、さんざん待たされるに

  違いない。挙句の果てに書類を探し出して出直して来いと言われ、

  結局2度3度足を運ぶハメになるに決まってる!』

そんな思い込みから、調べるのが面倒になり、そのうちやればいっか〜、

なんて、のんきに考えていました。

ところがつい最近、自分の年金記録がネットで閲覧できることを知りました。

知らかったのは私だけかもしれませんが...

https://www3.idpass-net.sia.go.jp/neko/action/z0401

とりあえず、ネットで利用申込をしてみました。

2週間ほどで、ID、パスワードが郵送されてくるらしい。


自分の年金記録がどれくらい抜け落ちているのか...

ちょっと結果が楽しみです。

ついにウィルス作成者が逮捕されました

今朝の新聞を見て、ついに逮捕かと思い、じっくり読んでしまいました
http://www.asahi.com/national/update/0125/OSK200801240107.html
Yahoo!の記事もありました
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008012400890&rel=y&g=soc
先日ファイル共有ソフトWinnyウィニー)」の作成者が逮捕されて、「Winny」を使う人は減るのかと思いきや、「Winny」が元で機密情報を漏洩してしまった事件を良く見かけます
これだけ世間で騒がれているのに、どうして「Winny」を使うのか、使ったとしてもちゃんと感染しないような防衛策をしていないのか、不思議でなりません
一昔(数年)前までは、ウィルスに感染するのは、メールが大多数を占めていて、差出人に覚えのない添付ファイル付きのメールは、開かないようにしたり、対策ソフトを導入したり、メールサーバのウィルスチェックサービスを利用したりしてきました。
最近では、感染源はメールではなく、「Winny」のようなP2Pソフトやウェブからの感染が多くなったようです
しかし、発信源の特定が困難なネット犯罪で、犯人を特定して逮捕できるようになってきたというところで、警察もネット系に力を入れているのがわかります
ウィルスの作成自体は、現行の法律では取り締まることができないようですが、法改正の話も進んでいるようで、ネットを使った仕事をしている身としては、要注目です
中途半端な規制だと、ネット技術の進歩を妨げることになりかねないので、慎重に検討しているようです
それ以前に、他人に迷惑をかけるような、技術の使い方はして欲しくないですね

Mac流出画像

[F.DD] Mac流出画像

新年早々、PMP Todayから「MacTouch」の画像が"流出"された。 説明によると、2つの9インチ タッチタブレットを使用している。 写真に写っているのは、下半分はキーボードになっている。 両方ともタッチタブレットだから、当然キータッチはないはず。打鍵音はソフトで作り出せるが、凹凸の感触がない分、指を間違ったところに置いても、わからないだろう。使いづらそう。でもほしい。

今回の社内勉強会は、ショーンKさん。J-WAVEのDJ。MAKE IT 21という番組をやっていて、本業はコンサルタント。社内勉強会でお呼びする方々は、どなたも面白いお話をしてくれるのですが、今回も非常に面白い勉強会でした。

ショーンさんは、これまで1000人のビジネスリーダーと番組のインタビューや日常のお仕事のシーンで関わって来られたたそうですが、その経験の中で、今求められているビジネスリーダーの素養についてお話していただきました。

お話の中でとても面白かったのは、「情報」についての見解です。情報が膨大になって、しかも、誰でも平等にその膨大な情報にリーチすることができるようになって、すごく不便になった。なぜなら、何が正しいのかがわからなくなってしまったから。

こんな状況の中で、情報をアウトプットする力が今の日本人に圧倒的にかけている、とショーンさんは言います。また、情報をどのようにアウトプットするかを決めなければ、情報をインプットしても仕方がない、いや、むしろノイズになるだけだから、インプットしない方がよい。情報を料理する力が欠けているから、マスコミに扇動されやすい、一人のカリスマに傾倒してしまう。日経新聞を読んでいる目的がはっきりしていない人は、読まないほうがいいですよ、と...

結論としては、「正解」がわからなくなっているこの状況下において、情報を料理してしっかりアウトプットできる力、言い方を変えると、「別解力(別解を導き出す力)」がビジネスリーダーに必要だというお話。

日経新聞の話以外にも、ドキッとさせられる質問やお話がたくさん。いかに我々が無知で、情報を料理する技を持っていないか、ということを思い知らされるシーンが何度もありました。

こんな風に書くと、やたらとドライなビジネスマンのように聞こえるかもしれませんけれども(まあ、そういう面もあるのかもしれませんが)、日本人は組織的に動くことに絶対的に強みがあるという主張をされていること、日本独自のスタンダードを作っていくべきだと考えられておられることなど、非常に熱い日本人ビジネスマン魂を感じるスピーチでもありました。

で、ここからは私の話。本業に関する情報の料理はそこそこするつもりだけど、ビジネスリーダーとして自分はまだまだ失格だなと思いつつ、最近のマイブームの「環境問題」のことを思い出しました。なぜマイブームかというと、この「環境問題」がどうもおかしいと思うからです。実は、1992年〜95年までカナダのNGOで環境問題の研究(保護活動ではない、あくまで研究)をやっていたのですが、その頃から、環境問題に関して語られる情報はなにかおかしい、と思っていました。今の仕事を始めて環境問題からはしばらく遠ざかってましたけど、最近、報道を見ていて特におかしいので、このところ、環境問題関連の本を立て続けに読んでいるんです。そうすると、やっぱりおかしいことがよくわかります。地球温暖化とか、絶対におかしい。温暖化しているのは事実としても、二酸化炭素はその原因じゃないでしょう。アル・ゴアも情報ハイウェイの次は環境問題、と節操ないなあ... 環境問題を煽っている人たちの裏に、いろんな利権が見えてきます。今、報道されている環境問題、ウソが本当に多いですよ。

この前の記事でHolyも書いてましたけど、「報道がますます扇情的で劇場型になっている」んですよね。多分、私が自信を持って料理をできる「環境問題」に関するウソなんて、きっと他のウソに比べたら大したことないんだろうなあ。他の情報もちゃんと料理できるようになろう、と改めて思わせてくれたショーンさんに感謝!

 コンプライアンスって…。

cb212007-11-23



企業などの不祥事が続々と明るみに出される。
そのたびの記者会見で、当該企業の幹部たちがそろってに頭を垂れる。フラッシュが一斉にたかれる。パシャパシャとシャッター音が鳴り響く。企業の代表者は一様に繰り返す。「コンプライアンスが…、コンプライアンスを…」

最近、この国ではこんな光景が頻繁にテレビに映し出される。
なんか、もう、すっかり風物詩になってしまっているので、国民も慣らされてしまっていて驚かない。視聴者は思う。「ここの社長さんの禿げ方ってちょっとおもしろい」とか「これズラだよね」とか。そんな程度だ。で、ひとつ終わると次の「異端審問」が、次の生贄が待っている。

「報道がますます扇情的で劇場型になっている」といわれることがあるが、ま、報道とはマスコミとは、そもそもそういうものだ。扇情的で劇場型なのが当然なんだろう。特に、民族的ヒステリー度の高い日本ではそうなのだろう。むしろ、注目を浴び慣れて劇的効果に味をしめた検察こそ、「劇場型」になってしまっているのだと思う。ぞっとする話だけどね。

柄にもなく堅い話で始めてしまった。こんな本を読んだからだ。

法令遵守」が日本を滅ぼす
 郷原信郎(著)
 新潮新書

「日本は果たして法治国家だろうか・・・」という問いかけから始まる、ちょっと刺激的な本だ。
著者は、「フルセット・コンプライアンス論」の旗手、桐蔭横浜大学郷原信郎教授だ。

「日本は法令国家であって、法治国家ではない」と著者。
相次ぐ企業の不祥事のおおもとは、「法令遵守」の考え方そのものにあるとし、官製談合、ライブドア村上ファンド耐震偽装等々、最近のマスコミを賑わした具体的な経済事件の実体をたどることによって、「法治国家としての日本」に疑問に投げかけている。

そもそも、明治維新後に、近代国家としての体裁を整えるためだけに、刑法をドイツから、民法をフランスからやっつけ輸入。なんの精査もなく、まずは法令ありきで、ここまでだましだましやりくりしてきた法律家たちって…。社会の実態と乖離した、法令を遵守することのみをよしとする文化の国って…。実体と理由はともかく、合法であること「のみ」が求められる社会って…。一読しながら、かずかずの疑問が頭をよぎる。

あ、誤解のないようの言っておく。著者も、これを読んでけっこう納得したわたしも、違反行為や悪行を容認しているわけではない。「偽装」なんて、もちろん、人として許せない。罪が軽すぎるとさえ思う。
で、わたしに限っては、本書を手に取って、納得できた個人的な理由はこうだ。

最近、いろいろな企業におじゃましてお話をうかがう機会が多い。で、頻繁に出てくる話題が「情報セキュリティ」がらみの事柄だ。やれPマークだ、やれISMSだ、やれISO-27001だと、オフィスにうかがって面談するのも気楽にはいかない。
ここまで血眼になって、横並びになって、制度制度とお題目を唱えてやらなければならないのか?という愚鈍な疑問だ。

みんな「制度」や「法令」にがんじがらめになっている。こんなに動きのすべてが鈍重になってしまって、スピードと柔軟性が求められるこの時代に、他国に伍して戦っていけるのだろうか?と。

個人情報保護、大事だ。内部統制、もちろん大切だ。でもこれって、行き過ぎると、遵守すること「だけ」が目的化されてしまわないだろうか?正常な経済成長を阻害してしまっていないだろうか…?(ま、これで、監査法人や弁護士連中は大いにうるおう、程度の極めて限定的な経済効果はあるのだろうがね)という疑問だ。

最初に「コンプライアンス」と書いたけれど、そもそも、「コンプライアンス」って、「法令遵守」と訳されていいのだろうか?真の「コンプライアンス」の意義とはなんのだろうか?法令を守ることが企業活動の目的ではないだろう(いい意味で言ってるんだよ!)。
では、企業や個人が本来果たすべき社会的な役割とはなんだろうか?等々、はてなマークだらけで、いろいろ考えさせられてしまった一冊だ。文章は平易で読みやすい。内容についての是非は別として、ぜひ一読をお勧めしたい。