社内SNSの難しさ

今日の営業は、二件。どちらも、丁重にご対応いただき、気持ちのいい打ち合わせでした。
夕方に、Hさんに同行して行った会社さんでは、社内SNSのお話でした。
どのような目的で導入するのか、どのような機能を盛り込むのか、お聞きしていくと、明快な回答ばかり。というわけで、実現したい機能は非常にはっきりしていて、イメージもしやすいのですが、やはり、お話させていただく中で、社内SNS案件で必ず頭を抱えることになる壁にぶつかりました。
どうやって社員の方に使っていただくか、ってことです。インセンティブをどのように設計するのか、が鍵になりますが、本当は、そのシステムを使わないと仕事ができないくらいのものが望ましいんですよね(まあ、理想論ですが)。社員の皆さんがよく使っている、という状態まで持っていくには、段階的に導入していかないといけません。去年、グループのMさんとかNさんとも散々話したことを思い出しました。
そもそも、情報をアウトプットする行為自体が生産的であるという認識を持っている(生産的に情報をアウトプットできる?)人が少ないというのが(情報を持っている人は大体忙しいですしね)、社内SNSが難しい所以であるわけですが、情報のアウトプットが最小限で済んで、その情報がみんなにとって価値がある、そんなポイントを探さなければいけません。そういうのって、会社によっても微妙に違ったりしますし、会社の風土なんかも関係したりするんですよね。
どんな提案を作るか、いろいろと考えちゃうんですけど、考えながら、ちょっとワクワクしています。